Ghostly Flame

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Card of the Day -今日の1枚- 2013/08/07

Ghostly Flame

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火の玉、人体発火現象、地獄の業火...古来より恐怖の存在と火は親和性の高いものである。
マジックにおいても、恐怖の色である黒と、炎の色である赤はカード背面のデザインでも隣り合う、「友好色」という関係だ。これらは相性の良いカードや、色の垣根を越えてデザインされているカードも多く、お互い攻めの色として非常に噛み合う良きタッグパートナーだ。

 

逆に、彼らのタッグから対極の位置にあるのが白。

 

所謂「敵対色」というものであり、お互い露骨に嫌いあっているのだ。

 

この敵対色である白は防御の色である。

 

プロテクション:黒および赤を持つカードは山のようにあるし、赤と黒が手も足も出ないエンチャントには各種《防御円》という鉄壁の防御過ぎて守っているだけで投了を促せるレベルのカードまで存在している。

 

これらに立ち向かうにはどうすれば良いのだろうか?その回答が今日の1枚《Ghostly Flame》だ。

 

赤と黒のパーマネントや呪文を、無色のダメージ発生源として扱うという、意外な角度から白を攻め立てる1枚だ。

 

これを貼れば、相手が防御円をコントロールしていようが《シー・スプライト》を立たせていようがガシガシ殴りに行くことが可能になるし、《地震》で憎き《銀騎士》や《サルタリーの僧侶》をあの世に送ってやることも可能だ。

 

《ラクドスの血魔女、イクサヴァ》様は《第10管区のラヴィニア》なんぞ笑いながら踏み潰してくれることだろう。

 

赤と黒が白のプロテクションに抗うには、この上ない手段ではある。

 

しかし、呪文やクリーチャーが常時無色になる訳ではなく、あくまで無色の発生源になるだけである点には注意だ。

 

《終止》で《鬼斬の聖騎士》を除去はできないし、《コーの火歩き》の能力は誘発してしまうのだ。


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